【パリモーターショー14】オペル コルサ 新型、発表…欧州Bセグで存在感発揮

自動車 ニューモデル モーターショー
新型 オペル コルサ(パリモーターショー14)
新型 オペル コルサ(パリモーターショー14) 全 14 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、新型『コルサ』を初公開した。

現行コルサは2006年に発表。コルサとしては、4世代目モデルにあたる。欧州ではBセグメントに属し、フォルクスワーゲン『ポロ』、プジョー『208』、ルノー『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)などと競合。2代目、3代目モデルは日本市場にも導入され、『ヴィータ』として販売された過去がある。

5世代目となる新型コルサでは、欧州Bセグメントの新基準となる動力性能、快適性、機能性を備えることを目指して開発。ボディサイズは全長が4020mmと、現行型をほぼ継承。それでいて、全ての乗員に快適な室内空間が追求された。運転席周りは、操作性を重視した設計。「インテルリンク」と呼ばれる車載インフォテインメントも用意した。前面衝突警告など、安全性も強化。

新型では、エンジンやトランスミッションなどのパワートレインや、シャシーを新開発。ガソリンエンジンには、ダウンサイジング(排気量の縮小)ユニットを採用。1.0リットル直列3気筒「エコテック」ターボエンジンは、最大出力115psを引き出す。

このスペックは、現行コルサの1.4リットル直列4気筒自然吸気の100psを上回り、1.4リットル直列4気筒ターボの120psに迫る数値。オペルによると、3気筒ターボは、トルクフルで運転しやすく、静粛性も高いという。トランスミッションは、抵抗を低減。

新型コルサはパリモーターショー14でワールドプレミアされた後、2014年内に欧州主要国で発売。オペルは、「ベース価格1万1980ユーロ(約165万円)は、魅力的な価格」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る