三菱の米国新車販売、38.9%増… RVR と ミラージュ が好調 9月

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三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)
三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR) 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは10月1日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、9月としては2008年に次いで多い5558台。前年同月比は38.9%増で、7か月連続で前年実績を上回った。

画像:三菱の米国主力車

5558台の内訳は、乗用車が前年同月比97%増の2326台と、7か月連続で増加。セダン系の車種整理を進めていた影響から抜け出して、増加傾向が続く。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比14.6%増の3232台と、3か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復傾向。9月としては、過去最高の2351台を売り上げた。前年同月比は128.3%増と、3か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきた。

一方、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は9月、881台を販売。前年同月比は10.8%減と、4か月連続のマイナス。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、三菱車で2番目に多い1340台と、引き続き好調。

2014年1-9月の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年同期比29.8%増の5万8365台。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン営業担当取締役は、「ミラージュとRVRのおかげで、2014年の販売は引き続き好調。顧客は燃費や装備、手頃な価格を支持している」と述べた。

《森脇稔》

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