積水化成品工業、CFRPと複合できる特殊ポリエステル系耐熱樹脂発泡体を開発

自動車 ビジネス 企業動向
積水化成品工業、CFRPとの複合化可能な特殊ポリエステル系耐熱樹脂発泡体を開発
積水化成品工業、CFRPとの複合化可能な特殊ポリエステル系耐熱樹脂発泡体を開発 全 1 枚 拡大写真

積水化成品工業は、炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)と複合化する際、高温・高圧下でハイサイクル複合化が可能な特殊ポリエステル系耐熱樹脂発泡体の開発に成功した。

航空機や自動車分野では、燃費改善のため、構造体重量の軽量化が課題となっており、金属からCFRPなどの、高強度なプラスチックス材料へ置き換える動きが活発化する見通し。

同社は、樹脂発泡技術を活かし、軽量でコストダウン可能なCFRP複合体(サンドイッチ構造)を得るため、CFRPと複合可能な耐熱発泡プラスチックス素材の開発に注力してきた。

現在、同社は、耐熱温度150度のアクリル系樹脂発泡体販売し、CFRPとの複合分野の各種ニーズに対応してきた。今回、高温・高圧下におけるハイサイクル複合化に対応する、耐熱温度180度の特殊ポリエステル系耐熱樹脂発泡体2種類(ビーズ発泡体、シート発泡体)の開発に成功した。

自動車の構造体軽量化材料などでの実用化を目指す。2014年下期からサンプルワークを開始し、2015年度から販売を開始する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る