三井化学は、韓国ソウル市に「韓国支社」を設立し、10月6日から営業を開始した。
機能樹脂を中心とした三井化学グループ製品の韓国におけるマーケティング拠点として、事業拡大を図るのが目的で、今回の韓国支社設立により、三井化学グループの韓国拠点は6拠点目となる。
同社グループは、1989年の錦湖三井化学設立を皮切りに、韓国で5つの拠点を展開している。韓国は自動車や電気電子分野に強いメーカーがある重要な市場で、これらの分野にソリューションを提供する機能樹脂事業において特に重要な位置付けにある。
今回、グループ6拠点目となる韓国支社を設立したことで、より現地に根ざしたマーケティング、情報収集、迅速な顧客サービスを展開し、機能樹脂を中心に韓国で事業拡大を図る。
将来的には、三井化学グループ製品全体へマーケティング支援範囲を拡大するとともに、現地法人への移行も検討する。