【メルセデスベンツ Sクラス クーペ 発表】ヘッドライトに47個のスワロフスキー、ウインカーに30個のクリスタル

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ・Sクラス クーペ
メルセデスベンツ・Sクラス クーペ 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツ『Sクラスクーペ』は、モータースポーツのスピリットを体現したスポーツドグリルが採用されている。

「自動車メーカーとして(自社を象徴する)フロントグリルを2種類持っているのはメルセデスだけだ」と話すのはダイムラー社乗用車エクステリアデザイン統括のロバート・レズニック氏。

「『Sクラスセダン』は、3次元のクロームフレームでボンネットの上にスリーポインテッドスターが乗っている。そしてもうひとつはスポーティなグリル。グリルの真ん中にスリーポインテッドスターが付いており、最高のモータースポーツのスピリットを持っているものだけが、採用されており、新型Sクラスクーペはこのグリルが装着されている」

フロント周りの特徴として、レズニック氏は、ヘッドライトを挙げる。「人間の目と同じように、ヘッドライトはクルマの目を表している。他社はアグレッシブだけを求めるが、我々はそれだけではなく、スポーティでありながら、スタイリッシュさも表現している」と話す。

そのLEDハイパフォーマンスヘッドライトには片側47個のスワロフスキークリスタルが組み込まれた。更に、30個のクリスタルをウインカーに、17個のカットクリスタルをポジショニングライトに配置された。

レズニック氏は、「LEDヘッドライトを点灯すると、まるで“刺すような”照射になる。それを和らげたいと考え、スワロフスキーを付けることにした」と機能から採用したことを強調する。それと同時に、「メルセデスベンツのデザイン哲学、モダンラグジュアリーを踏まえ、知性と美しさを両立させたのだ。このインスピレーションは宝石箱から得たものだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る