【カーオブザイヤー14 選考コメント】クルマ造りに対する情熱の強さで デミオ…石川真禧照

自動車 ビジネス 国内マーケット
マツダ デミオ
マツダ デミオ 全 6 枚 拡大写真

ボクの採点基準は、クルマの出来もだが、そのクルマの開発過程や開発陣の心意気なども考慮している。輸入車も同じだ。海外でのプレス試乗会などで、開発メンバーや役員と話をしていると、開発のバックボーンなどが解ってくる。

『デミオ』も発売前から開発メンバーと話をした。そのときにわかったのは開発陣のクルマ造りに対する情熱の強さだった。ヨーロッパでも通用する出来の良さ。日本車のレベルを上げている。技術的にも小排気量ディーゼルの実用化などで、ヨーロッパメーカーをリードしたと言ってよいだろう。このような理由で大賞にふさわしいクルマだと思いました。

マツダ『デミオ』:10点
ほか、メルセデス『Cクラス』、BMW『i3』など。

石川 真禧照│自動車生活探検家
自動車を人々の生活の道具としての観点から捉える評価や評論を得意とするところから自動車生活探検家を名乗る。日本だけでなく、ヨーロッパ、アメリカへの取材にも積極的で、各国の自動車事情にも詳しい。国産車、輸入車、新車、中古車を問わず試乗するクルマの台数は年間200台以上になる。

《石川真禧照》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る