JXエネルギー、家庭用燃料電池「エネファーム」の自社生産から撤退へ

自動車 ビジネス 企業動向
JX日鉱日石エネルギー、SOFC型家庭用燃料電池エネファーム
JX日鉱日石エネルギー、SOFC型家庭用燃料電池エネファーム 全 2 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーは、家庭用燃料電池(エネファーム)の事業体制を見直し、2015年3月末で自社による開発・生産から撤退すると発表した。自社生産からの撤退後、他社品の仕入販売に移行する。

家庭用燃料電池は、LPガスや都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電するとともに、発電の際、発生する熱を利用し給湯も同時に行う高効率の家庭用コージェネレーションシステム。

JXエネルギーは、2009年にPEFC型、2011年にはSOFC型を発売し、現在は自社開発・生産するSOFC型と仕入品であるPEFC型を販売しているものの、販売は低迷している。

今回、事業効率化のため、来年度以降は、SOFC型の自社開発・生産から撤退し、仕入販売体制に一本化する。

SOFC型家庭用燃料電池システムのメンテナンス体制は継続し、設置済み製品に対するアフターサービスは引き続き実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る