ロシア 新車販売、20%減の20万台…ルノー が2位に浮上 9月

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ルノー/ダチア・ロガン
ルノー/ダチア・ロガン 全 7 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は10月8日、9月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、19万7233台。前年同月比は20.1%減と、9か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。9月は3万6513台を売り上げたものの、前年同月比は9%減と、19か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比14.8%増の1万6924台と回復。

2位はルノーで、8月の5位から上昇。9月実績は、前年同月比11%減の1万5406台と、7か月連続のマイナス。『ダスター』が、前年同月比17.1%減の5652台と、5か月連続のマイナス。『ロガン』は35.9%増の5640台と、引き続き好調。

3位は、引き続きヒュンダイモーター。その販売台数は1万5398台で、前年同月比は10%減と、5か月連続で前年実績を下回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比6.3%減の1万0001台と、3か月ぶりに減少する。

4位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズで、8月の2位から後退。9月は1万4501台にとどまり、前年同月比は19%減と、6か月連続で減少した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比26%減の6384台と、3か月連続のマイナス。

トヨタは5位で、8月の4位から後退。9月は1万3067台を販売。前年同月比は5%減で、6か月連続で前年実績を割り込む。『RAV4』が12.5%減の2669台と、5か月連続のマイナス。新型を投入した『カローラ』は、9月は39%減の2169台と、2か月連続のマイナスとなった。

6位は日産で、変わらず。9月は1万1844台にとどまり、前年同月比は21%減と、3か月連続の前年実績割れ。新型『アルメーラ』が、前年実績のおよそ1.4倍の2785台と好調を維持。『キャシュカイ』は、35%減の2478台と、3か月連続で減少。

7位は、引き続きフォルクスワーゲン。9月は8830台にとどまり、前年同月比は35%減と、6か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が4053台を売り上げたものの、前年同月比は34.2%減と、6か月連続で前年実績を下回っている。

8位は8月同様、GMのシボレー。その販売台数は8260台で、前年同月比は49%減と9か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』は38.6%減の2769台と、8か月連続のマイナスとなった。

《森脇稔》

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