【プジョー 308 SW 試乗】シエロ こもり音で星2つ、好みのクルマなのに残念…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
プジョー・308 SW(ジュネーブモーターショー14)
プジョー・308 SW(ジュネーブモーターショー14) 全 16 枚 拡大写真

ちょっと厳しめの★ふたつ。プジョーファンに怒られそうだな。でも、大事なことなのでぜひお伝えしたい。

【画像全16枚】

今回、試乗した『308 SW シエロ』、こもり音がひどかった。もともと私は「燃費向上のためにシフトタイミング調整してエンジン回転数ぎりぎりにして、その挙句、クルマをこもらせてどうすんのよ?」と、意地悪な評価をしがちなのだが、その点を差し引いてもこもるのである。

タコメータをときどきちら見しながら走ってみると、ノーマルモードで走った場合、60~70km/hという速度域ではシフトが5速でキープするようにプログラミングされている。試乗中、ちょっと速度が落ちてアクセルを踏んでも、5速のままでいることが多かった。

すると、エンジン回転数が1700~2000回転くらいになり、ここで不愉快な振動が出る。こもるのである。フランス人は気にならないのだろうか。私が意地悪なだけなのだろうか。私の走り方が悪いのか? いや、何度もこの速度域で試してみたのだけれど、やはり状況は変わらず、めっちゃめちゃ好みのクルマだけに非常に残念な思いでいっぱいになる。

この振動&こもる感じは、スポーツモードへと切り替えると出なくなる。エンジン回転数が2000回転以下には下がらないようになっており、この不快さはゼロなのだ。では、常にスポーツモードで走っているか…って、そんなわけにはいかないし。

サンルーフは大きくて気持ちいいし、インテリアはシンプルで好きだし、荷物スペースは入り口の敷居が低く、広くて使いやすそうだし。洒落系SWとしては合格だし、個人的にもビンゴなのだけれど、このこもり音だけは、不合格である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材中するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  2. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  3. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  4. 【マツダ CX-80 900km試乗】人馬一体と重厚感は両立するのか?「高級SUV」としての使命とは[後編]
  5. 『RAV4』60系専用「LED増設ラゲッジランプ」発売、無段階調光&メモリ機能も搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る