【D1グランプリ】シリーズチャンピオンが決定、激戦のお台場に1万4000人

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グッドイヤーレーシング・高橋邦明選手(写真:グッドイヤー)
グッドイヤーレーシング・高橋邦明選手(写真:グッドイヤー) 全 3 枚 拡大写真

お台場NOP地区・特設コース(東京都江東区青海)で開催された「TOKYO DRIFT in ODAIBA」。

今シーズン最終戦となった10月18日の「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第6戦」には5926人、さらに翌日19日開催のエキジビションマッチ「2014年 D1グランプリワールドチャンピオンズ」には8066人、合計で1万3992人の観衆が集まり、晴天の下、大きな歓声が会場を盛り上げた。

18日に行われたシリーズ第6戦、午前中に行われた単走決勝では、思い切った振り出しで大きな角度をつけ完璧なマシンコントロールを見せた田中省己(SEIMI STYLE DRIFT with TOYO TIRES)が、101.09 点という高得点をマーク。自身初の単走優勝を果たした。

また、午後に行われた追走決勝では、今年からGT-Rで参戦し決勝に初進出した川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)と、シリーズランキング2位の末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)が対戦。

末永が先行の1本目。川畑は1コーナーでインを差すも、末永のマシンに接触してドリフトが戻ってしまい末永にアドバンテージ。2本目はトランスミッションの調子が悪い末永が、1コーナーでドリフトできないまま進入し、川畑にアドバンテージがついたが、1本目のアドバンテージを返すことができず、末永が追走優勝を飾った。

シリーズチャンピオン争いは、単走決勝でここまで単走シリーズンランキング1位だった 高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)がこの日は22位と振るわず、4位につけた末永が高橋に逆転。単走シリーズチャンピオンを獲得したものの、シリーズランキング1位だった高橋邦明が、この日追走予選で勝利すればその時点でチャンピオンが決定となる対戦で、上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY))に勝利。
高橋は念願のシリーズタイトル獲得を果たした。

また、翌19日に行われた、「D1グランプリワールドチャンピオンズアルティメイト8」では、前日の第6戦で追走決勝まで勝ち残った川畑真人と 2014年D1ストリートリーガルシリーズチャンピオン中村直樹(ORIGIN Labo with R・Y・O)が対戦。1 本目、後追いの川畑は1コーナーに入る前から 完全に中村をとらえ、至近距離のドリフトで中村を圧倒。

2本目は中村も健闘したが、次第に川畑のマシンに離され、GT-R の性能を見事に引き出した川畑が完勝した。

《Qブロ!編集部》

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