「成長戦略は不変」エミレーツ航空幹部が国際会議で表明

航空 企業動向
エミレーツ航空の航空機
エミレーツ航空の航空機 全 4 枚 拡大写真

エミレーツ航空の航路計画立案・経済性部門のトップを務めるナンド・ラクシミナライアン氏は10月20日、国際会議「アビエーション・フェスティバル・ミドル・イースト」で講演し、ネットワーク拡大と輸送力増強の継続を表明した。

アビエーション・フェスティバル・ミドル・イーストは、アラブ首長国連邦のドバイで開かれ、中東地域の航空会社・空港運営者・その他関係者が一堂に会した。ラクシミナライアン氏は、中東やウクライナの政情不安、西アフリカでのエボラ出血熱の流行、原油価格の下落に伴う需要の軟化といった難題の存在を認めた上で、「エミレーツの成長戦略に変更はない」と述べた。

エミレーツのネットワーク拡大の一例として、ラクシミナライアン氏はインドを挙げ、週間185便の運航で8億2500万ドルの経済効果が生まれたと説明した。同航空は6年後の年間旅客数7000万人達成を予測し、増大する需要に対応する空港拡張計画の実現を目指している。拠点であるドバイ国際空港は2015年にターミナル4が開業予定。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る