【モータースポーツジャパン 14】伝説のサウンドがお台場に響き渡る…マクラーレン・ホンダMP4/6

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
マクラーレン・ホンダ『MP4/6』エンジン始動
マクラーレン・ホンダ『MP4/6』エンジン始動 全 15 枚 拡大写真

東京・お台場で開催された「モータースポーツジャパン フェスティバル イン お台場2014」。ホンダブースでは、F1マシンのエンジン始動パフォーマンスが行なわれ、迫力あるサウンドがお台場に響き渡った。

今回ホンダはこれまでF1で大活躍したマクラーレン・ホンダ『MP4/5』、マクラーレン・ホンダ『MP4/5B』、マクラーレン・ホンダ『MP4/6』の3台を展示。朝から多くの来場者で賑わった。

その中で、1991年にアイルトン・セナがチャンピオンを獲得し同年の日本GPではゲルハルト・ベルガーが優勝を飾った『MP4/6』を使用。26日はアメリカのインディカー・シリーズに参戦している佐藤琢磨と、国内のスーパーGTやスーパーフォーミュラでホンダのエースとして活躍中の山本尚貴がイベントに登場。このマシンに対する思い出などを語った。

当時の日本GPを現地で観戦していた琢磨は「イベントなどで機会がある度に乗りたいなとずっと思っていた。震災後にツインリンクもてぎで行われたチャリティイベントで初めてドライブしましたが、91年に客席で聴いていた音がそのまま蘇ってきましたね。とにかく感激でした」と、初ドライブの時の経験を語ってくれた。

アイルトン・セナに憧れてドライバーを目指した山本も、このマシンに憧れを持っている1人で「僕らの中ではマクラーレン・ホンダは“ヒーロー”でした。本当にカッコよかったし、当時から20年経った今でもこうしてエンジン始動ができて走行できる状態にあるというのは素晴らしいことですね」とコメントした。

そして、ホンダ・レーシングとホンダコレクションホールのスタッフの手によりエンジンが始動される。少しずつ温まると回転数をあげ、独特の”ホンダV12サウンド”がお台場に響き渡り、その様子を観覧していたファンも、あまりの爆音に驚いた様子。

このエンジン始動パフォーマンスは、2日間で計4回行なわれ、どの回も大盛況。またブース内には来季からのF1復帰に向けたファンからの寄せ書きコーナーが設けられ、当時最強を誇っていたマクラーレン・ホンダの復活を期待するメッセージがたくさん書き込まれていた。2015年のF1開幕まで約5ヶ月。ホンダの第4期F1挑戦での活躍が楽しみだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第二期「洗車場ブーム」到来?…純水・トンネル型・エンタメ性・AI認証決済など進化する洗車場
  2. 【VW ゴルフTDI 新型試乗】装備とスタイルで取るか、「足」で取るか…中村孝仁
  3. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  4. メルセデスベンツに“ベイビーベイビーGクラス”? EQB後継の『GLB EV』準備中!
  5. 愛犬と乗れる電動原付『PONY2』発売、折りたたんでクルマに搭載も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る