佐川急便「スマート納品」開始…仕分け効率化で配送時間を短縮

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佐川急便 (イメージ)
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佐川急便は、顧客の入荷業務の効率化による作業負荷を軽減するサービス「スマート納品」を開始した。

新サービス「スマート納品」は、顧客の調達(仕入れ)から入荷(入庫・検品)までのプロセスの改善を推進するサービス。佐川急便の中継センター・営業所などを活用して深夜・早朝を含む時間帯別納品、商品カテゴリー別・ロケーション別に事前仕分けして納品する。顧客の庫内作業における業務工数の削減、作業負荷軽減を図る。

新サービスは、大型物流施設や大規模ショッピングモール・展示会場・商業施設などを対象に佐川急便の大型施設を活用し、無償で提供する。

具体的には佐川急便の施設を通過型倉庫(TC)として運用し、顧客の要望に合わせて事前仕分けや、納品時間をカスタマイズして配達する。同社では、書類から260サイズまでの大きな荷物を取り扱っており、これまで荷物の形態に合わせて複数の配送業者を使用していた顧客は、配送を佐川急便に指定することで納品時の業務工数を削減することができる。

サービスを開始するに当たり、今年6月から三菱地所・サイモンが経営する国内9店舗のプレミアム・アウトレットの施設内でトライアル運用を行った。100~200店舗に及ぶテナントをゾーン分けし、それぞれのゾーンに専用コードを付与することで、現地納品前に予めゾーン別に仕分け、スムーズな納品を実現した。これにより配送時間の大幅短縮が図れ、店舗オープン前の9時30分にはすべてのテナントへの配達が完了するまでに改善された。

《レスポンス編集部》

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