アンワル氏のマラヤ大講演で混乱…同性愛裁判の連邦裁弁論控え

エマージング・マーケット 東南アジア

野党連合・人民同盟(PR)を率いるアンワル・イブラヒム元副首相の27日のマラヤ大学における講演を巡って、阻止したい大学側と開催したい学生側で混乱が起きた。

ケガ人などはなかった模様。アンワル氏は予定通り午後9時半頃、講演を行った。

二度目の同性愛裁判における連邦裁判所での弁論を28、29日に控えているだけにアンワル氏の動向に注目が集っており、リベラル派などアンワル氏支持者や学生ら2千人あまりが集った。警察は大学周辺に配置されたが、講演会場には現れなかった。

大学側は門を閉ざしてアンワル氏の入構を阻止しようとしたが、これに不満の学生らが集って門を押し破った。アンワル氏は「大学には講演を阻止する権利はない」などと述べた。学生側は「れっきとした国会議員であるアンワル氏を入れないのはおかしい。言論弾圧だ」などと批判。対する大学側は、講演開催の申請が主催者側から出されていなかったため阻止に動いたと反論した。

伊藤 祐介

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