「たいしたことはないと思った」死亡ひき逃げで運転の男逮捕

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今月22日に東京都瑞穂町内で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は26日、府中市内に在住する71歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。現場の遺留品と目撃情報から男の関与が判明したという。

警視庁・福生署によると、問題の事故は2014年10月22日の午後6時ごろ発生している。瑞穂町箱根ケ崎東松原付近の町道(片側1車線の直線区間)で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突。自転車は弾みで転倒し、乗っていた58歳の男性は胸部強打が原因で死亡した。

警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場には容疑車両のものとみられるサイドミラーの破片が落ちており、周辺での捜索を行ったところ、ミラーが欠落した同型車を発見。目撃情報のナンバーとも合致したことから、このクルマを運転していた71歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で26日までに逮捕している。

聴取に対して男は「自転車が転倒したのはわかったが、たいしたことないと思っていた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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