京都市営バスの接近通知に、民間会社のハード&ソフト技術が採用

自動車 テクノロジー ITS
京都市営バス停留所でのバスの接近を知らせるシステム
京都市営バス停留所でのバスの接近を知らせるシステム 全 4 枚 拡大写真

 アプリックスIPホールディングスは31日、同社の「Beacon」が、京都市交通局の京都市営バスに採用され、実運用を開始したことを発表した。

 アプリックスのBeaconを全788台のバスに設置し、京都市交通局と京都高度技術研究所(ASTEM)が共同開発した「ポケロケ」を応用したアプリケーションと連携することで、「Beaconを活用して、バスの接近を通知する」サービスを提供するもの。バスが近づくと、停留所のディスプレイに反映、バスを待っている利用者にバスの接近を知らせることができる。Beaconの交通インフラへの採用は初とのこと。

 京都市交通局では、以前から市内約300個所のバス停に無線方式バスロケーションシステムを導入しているが、新サービスは当初数個所のバス停で開始され、年度内には60個所のバス停に専用ディスプレイが設置され、順次拡大されていく予定。

アプリックス「Beacon」、京都市営バス778台に採用

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る