京都市営バスの接近通知に、民間会社のハード&ソフト技術が採用

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京都市営バス停留所でのバスの接近を知らせるシステム
京都市営バス停留所でのバスの接近を知らせるシステム 全 4 枚 拡大写真
 アプリックスIPホールディングスは31日、同社の「Beacon」が、京都市交通局の京都市営バスに採用され、実運用を開始したことを発表した。

 アプリックスのBeaconを全788台のバスに設置し、京都市交通局と京都高度技術研究所(ASTEM)が共同開発した「ポケロケ」を応用したアプリケーションと連携することで、「Beaconを活用して、バスの接近を通知する」サービスを提供するもの。バスが近づくと、停留所のディスプレイに反映、バスを待っている利用者にバスの接近を知らせることができる。Beaconの交通インフラへの採用は初とのこと。

 京都市交通局では、以前から市内約300個所のバス停に無線方式バスロケーションシステムを導入しているが、新サービスは当初数個所のバス停で開始され、年度内には60個所のバス停に専用ディスプレイが設置され、順次拡大されていく予定。

アプリックス「Beacon」、京都市営バス778台に採用

《冨岡晶@RBB TODAY》

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