アルパイン、自動車メーカー向け純正品や市販品ともに順調で増収増益…2014年9月中間決算

自動車 ビジネス 企業動向
アルパイン ビッグXシリーズ(参考画像)
アルパイン ビッグXシリーズ(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

アルパインが発表した2014年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比28.6%増の57億5400万円と増益となった。

売上高は同2.6%増の1416億3000万円と増収となった。音響機器事業の自動車メーカー向け純正品は、北米、中国市場における新車販売の好調持続を受け、米国自動車向けにアンプやスピーカーを核とし、高音質を追求したサウンドシステムが低い伸び率ながら増収となった。

情報・通信機器事業は、国内市販市場に、世界最大サイズ10インチ大画面ナビゲーションを投入、消費税増税後の反動減が懸念されていたが、売上が増加した。海外市販市場でも、欧米に新製品の車種専用大画面ナビゲーションを投入、拡販に努めたことが奏功し、売上が伸長した。

自動車メーカー向け純正品は、北米と中国市場で、欧州高級自動車の販売が好調に推移し、新車に搭載されたディスプレイ複合製品の売上が増加したものの、一部の製品がモデル切替えによる影響を受けたため、売上は微増だった。

収益では、増収や為替差益の効果で、営業利益は同19.8%増の45億2900万円と増益となった。純利益は同39.6%増の42億0700万円だった。

通期業績見通しは、受注動向や直近の為替レートを踏まえ、上方修正した。売上高は前回予想より90億円増となる2840億円、営業利益が15億円増の95億円、経常利益が20億円増の110億円、純利益が25億円増の85億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る