スズキ、営業利益微増も最高を確保…第2四半期累計

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スズキは11月6日、2015年3月期第2四半期(4-9月期)連結決算を発表した。営業利益は前年同期比0.3%増の905億円と微増にとどまったが、前年に続いて最高益を更新した。

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純利益も539億円(4%増)で最高だった。4輪車の世界販売は9%増の138万台と好調だったものの、車種構成の悪化などで収益は低下した。国内での消費税引き上げに伴う反動減が顕著になった7-9月期は若干の営業減益になった。

通期の業績予想は円安の進行などを織り込み、営業利益1880億円(前期比0.1%増)などとしている各利益目標は据え置いた。都内で記者会見した鈴木修会長兼社長は、下期に臨むにあたり「(目標の)利益を出すようにチャレンジするが、(経営環境が)どう変化するか分かりづらい」と、不透明さを指摘した。

《池原照雄》

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