【SEMAショー14】トヨタ カムリ、850hpのドラッグレーサーに変身…0‐400m加速は9.8秒

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トヨタ カムリ・スリーパー
トヨタ カムリ・スリーパー 全 10 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は11月4日、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー14において、『カムリ』のカスタマイズカー、『カムリ・スリーパー』を初公開した。

SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マーケット・アソシエーションの略で、米国自動車用品工業会を指す。毎年秋に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大カスタムカーショーに位置づけられる。

SEMAショー14で初公開されたのは、2015年モデルとして大幅改良を受けたカムリをベースにカスタマイズした、カムリ・スリーパー。米国で人気のモータースポーツで、直線での加速性能を競うドラッグレースの参戦車両に仕上げた。

カムリ・ベースとはいえ、実際には中身は別物。チューブフレームで組んだシャシーに、トヨタのフルサイズピックアップトラック、『タンドラ』用の5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。TRD製のスーパーチャージャーを追加し、ニトロ燃料を使用して、最大出力850hpを引き出す。

0‐400m加速の予想タイムは、10秒を切る9.8秒と驚異的な性能。このシャシーの上に、市販車のカムリのボディが被せられた。ホイールのデザインの効果もあって、外観は市販車のカムリに見えるよう、仕上げられている。

《森脇稔》

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