米EV テスラ の決算、モデルS 好調でも赤字倍増…2014年第3四半期

自動車 ビジネス 企業動向
テスラ・モデルS
テスラ・モデルS 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは11月5日、2014年第3四半期(7‐9月)決算を開示した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は8億4900万ドル(約970億円)。前年同期の4億3019万ドルに対して、およそ2倍と伸びた。これは、4ドアEVスポーツ、『モデルS』の販売が好調なことを受けたもの。

一方、第3四半期の調整後の最終損益は、7470万ドル(約85億円)の赤字。前年同期の3849万ドルの赤字から、赤字幅がほぼ2倍に拡大している。これは、モデルSの製造や販売などのコストが増したため。

モデルSの第3四半期の販売台数は、7785台。四半期としては、過去最高を記録した。テスラモーターズによると、最高で1日907台を納車した日もあるという。販売台数は、とくに北米が65%増と増えた。

テスラモーターズは、需要が好調なモデルSの生産台数を増やす計画。2015年の年間販売台数については、前年比50%増を見込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
  5. 米トヨタのミニバン『シエナ』、新色「ヘビーメタル」と新装備採用…約620万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る