【F1 ブラジルGP】ロズベルグが今季5勝目…ハミルトンとのポイント差縮め最終戦へ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン
ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン 全 8 枚 拡大写真

2014年のF1第18戦ブラジルGPの決勝が9日、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデス)が今季5勝目を挙げた。

ランキング首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)を24ポイント差で追いかけるロズベルグ。既に自力での逆転チャンピオンの可能性はなくなっており、少しでもチャンスを広げるために今回は何としても勝利がほしいところ。スタートでは好ダッシュを決めてトップを死守。序盤から予想通りハミルトンが猛追してきたが、抜かせる隙を与えず周回を重ねていった。

前回のアメリカGP同様にハミルトンの方が勢いある走りをみせていたが、ロズベルグの粘り強さに細かいミスが出てしまい、結局最後まで攻略することができないままフィニッシュ。チームメイトの猛追を振りきったロズベルグが今季5勝目、通算8勝目を飾った。2位にはハミルトン、3位には地元出身のフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)が入り2年ぶりに母国で表彰台を獲得した。

注目のドライバーズランキングは、ハミルトンが334ポイント、ロズベルグが317ポイント。その差は17ポイントに縮まり、11月23日に決勝が行われる最終戦アブダビGPで2014年のワールドチャンピオンが決定する。

F1 ブラジルGP 決勝結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
4.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
5.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
6.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
7.キミ・ライコネン(フェラーリ)
8.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9.ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
10.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る