つくばエクスプレス、自動改札機を全面更新…開業以来初

鉄道 企業動向
新型改札機の設置イメージ。画像の4駅は利用者の増加に伴い改札機を各駅1台ずつ追加増設する。
新型改札機の設置イメージ。画像の4駅は利用者の増加に伴い改札機を各駅1台ずつ追加増設する。 全 2 枚 拡大写真

秋葉原(東京都千代田区)~つくば(茨城県つくば市)間58.3kmのつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は11月13日、自動改札機を全面的に取り換えると発表した。同社が改札機を大幅に更新するのは開業以来初めて。

新たに導入する改札機は待機時の電力使用量が現在の改札機に比べ60%削減されるほか、小型化により通路幅を4cm広げて通過しやすくする。ICカード・磁気券併用タイプとICカード専用タイプの2種類を導入し、併用改札機にはTXのコンセプトカラーである青色、専用改札機の上部ライトにはピンク色をそれぞれ採用して判別しやすいようにする。案内画面には液晶ディスプレイを採用して見やすくする。

更新の対象となる改札機は、全20駅に設置している128台。このうち秋葉原・八潮・南流山・みらい平の4駅では、利用者の増加に伴い改札機を増やす。11月22日から南千住駅を皮切りに2015年にかけて順次導入する予定。このほか、2015年2月頃から秋葉原駅の自動精算機を1台増設する。

《草町義和》

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