【ポルシェ マカン 発売】SUVでも「ポルシェDNAが脈打つ生粋のスポーツカー」

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ポルシェ マカン
ポルシェ マカン 全 8 枚 拡大写真

ポルシェにとって5番目のモデルレンジとなる『マカン』は、全く新しいコンセプトを持つポルシェ生粋のスポーツカーだという。

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「ポルシェのクルマ作りでは、既成概念に決してとらわれることはなく、それはマカンの開発においても全く同様だった」とは、ポルシェジャパン執行役員営業部長兼マーケティング部長の牧野一夫氏の弁。

マカンの開発目標は、「単なるコンパクトSUVを作り出すことではなく、ポルシェが創業以来追求している、スポーツカーを作り出すこと。即ち、サーキットで磨きぬいたパフォーマンスを日常のシーンで楽しむというフィロソフィーを具現化したのがマカンだ」と説明する。

その結果、「5枚のドアと5つのシートを備える一方で、道路と緊密な一体感をもたらすクルマに仕上がった。室内は趣味やレジャー、スポーツのためのゆとりある空間が作り上げられている」と牧野氏。

つまり、「スポーツカーメーカーのポルシェが、優れた走りを実現するスポーツ性能と、日々の実用性の高さという2つの要素を高次元で両立させた魅力的なクルマで、ポルシェの情熱とDNAが脈打つSUVのスポーツカーがマカンなのだ」という。

マカンのターゲットユーザーについて牧野氏は、「ポルシェのスポーツカーのパフォーマンスと、日常の実用性の両方に秀で、更にその商品特性と価格帯から、より刺激を求め自分らしさの表現にこだわるという、幅広いターゲットのニーズにフィットするスポーツカーだ」と述べる。

そこで、「よりアクティブでこだわりと情熱を持ち、人生に楽しみと刺激を追求する全ての新世代の方々をターゲットにした。社会的ステータスの向上に関心があり、忙しい現代生活の中でも人生を楽しむためにあくなき情熱を持った方々だ」とし、「そういったターゲットにマカンは、魅力と刺激溢れる人生をダイレクトに、そして、思いのままに堪能してもらうために作り上げられたスポーツカーなのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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