【ミラノショー14】BMW、新型クロスオーバー S1000XR を発表…F800Rも刷新

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BMW S1000XR
BMW S1000XR 全 9 枚 拡大写真

BMWは、ミラノで開催されるEICMAで、『F800R』と『S1000XR』の2台のニューモデルを発表した。

ブースで行われたカンファレンスは、先のドイツで開催された「インターモト 2014」(ケルンショー)のときと同様に、まずBMWモトラッドの社長、ステファン・シャラー氏がステージに現れ、簡単な挨拶の後、アンヴェイルされたF800Rについて車輌説明。次いでS1000XRのアンヴェイルされると、途中からスピーチはデザイナー長のエドガー・ハインリッヒ氏に引き継がれ、詳しい説明が続いた。

F800Rは、従来型から最高出力を3psアップの90psとし、1速と2速のギヤ比をショート化。フロントフォークを正立型から倒立型とするなど、サスペンションも見直され、シート高は10mm低い790mmとされた。よりスポーティかつ扱いやすくなっていると期待できる。スタイリングも手直しされ、精悍さを増した。

一方の新登場となるS1000XRは、『S1000R』をベースとするクロスオーバータイプである。エンジンは基本的にS1000Rから引き継がれ、最高出力は160ps。アドヴェンチャーGS系の良さを取り入れるため、前後サスストロークを150/140mmと、20~30mm伸ばした設定としているが、オンロード中心に考えられていることに間違いはない。シート高は840mmで、装備重量は228kg。スポーツ性能とツーリング性能が高次元に両立していると見て良さそうだ。

《和歌山 利宏》

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