【新聞ウォッチ】たかがナンバー、されどナンバー、ご当地「世田谷」「杉並」など交付

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世田谷ナンバーイメージ
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年11月18日付

●GDP2期連続マイナス、7~9月1.6%減、株517円下落(読売・1面)

●東レ、炭素繊維の供給拡大国内3社シェア7割(読売・8面)

●ホンダ燃料電池車来年度発売、来月市販のトヨタに対抗(読売・8面)

●杉並、世田谷ナンバー交付(読売・33面)

●首相、解散きょう表明、投開票は来月14日,消費増税先送りも(朝日・1面)

●トヨタ燃料電池車 車名は「ミライ」に、来月発売(東京・7面)

●燃料電池車市場30年に40万台に、経済波及効果4.4兆円(日経・13面)

●4~9月期、決算番付、経常利益額、トップはトヨタ、上位に車大手(日経・17面)

ひとくちコメント

自動車のナンバープレートにそれぞれの地元が希望する地名を表示する「ご当地ナンバー」の交付が新たに7都県10地域で始まった。

このうち、東京都は「世田谷」と「杉並」が加わり、23区内のナンバーは「品川」、「足立」、「練馬」とともに、5種類に分類。首都圏では埼玉県の「川口」、「越谷」、群馬県の「前橋」の各ナンバーもスタートした。

また、鹿児島県では「奄美」、愛知県は「春日井」、岩手県が「平泉」と「盛岡」、福島県では「郡山」の交付も開始されている。

きょうの各紙も地域版を中心に「都内初『ご当地ナンバー』出発」(毎日)、「ご当地ナンバーついに離島へ、奄美10年越しの悲願」(朝日)などの話題を掲載。都内では初めての「世田谷」は保坂展人区長が式典で「導入を機に、死亡事故ゼロを目指す交通安全キャンペーンを展開する」などと述べたという。

ただ、世田谷では、人気ナンバーの「品川」が使えなくなる不利益や、住居地を特定されることでプライバシーなどが侵害されるとして、損害賠償を求める訴訟も起きている。

毎日などによると、保坂区長は「反対の声があるのは事実だが、導入を求める声のほうが多い」と改めて強調したそうだ。が、「たかがナンバープレート」とは思いつつ、住人の私自身は導入に反対であり、これからマイカーを乗り換えると、40年以上も取り付けている愛着のあるナンバーが使えなくなるのは淋しい。

《福田俊之》

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