【トヨタ MIRAI 発表】16年度新設の水素ステーションだと航続距離は700kmに延びる

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トヨタ MIRAI の水素タンク
トヨタ MIRAI の水素タンク 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の燃料電池車『MIRAI(ミライ)』は、水素の満充てんからの航続距離がJC08モードによる社内測定で650kmとなっている。だが、国内では水素ステーションの規制見直しが実施されるため、2016年度には700km程度まで延びるという。

MIRAIには高圧水素タンクが2本搭載されており、合計の容量は122.4リットル。使用圧力(公称値)は70MPa(約700気圧)であり、現状では国内の水素ステーションの最高供給圧も同じだ。この条件で満充てんし、テストした航続距離が650kmとなる。

一方で16年度から設置・使用する水素ステーションについては、規制の見直しにより最大供給圧を82MPaに引き上げることが可能になる。これによって充てんできる水素量が増え、航続距離は700km程度まで延びるというわけだ。欧州では現状の認可圧が87.5MPaと高くなっているが、MIRAIの水素タンクは、そうした規制値にも適合している。

《池原照雄》

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