由利高原鉄道のYR-1500形が12月28日限りで引退

鉄道 企業動向

由利高原鉄道は12月27・28日、YR-1500形YR-1501のさよなら運転を実施する。

YR1500形は、1985年10月1日、由利高原鉄道が国鉄矢島線(現在の鳥海山ろく線)の経営を引き継ぐ形で開業した際に導入した新潟鉄工所(現在の新潟トランシス)製YR-1000形のエンジンを換装したもので、2012年から新型車両のYR-3000形が順次導入された際に廃車が始まり、2014年時点でYR-1501・1502の2両だけとなった。このうちYR-1502は7月に引退し、残るはYR-1501のみとなっていた。

さよなら運転は通常の列車で行われる。YR-1501の運用列車は、矢島発9時49分、11時51分、13時54分、羽後本荘発10時47分、13時00分、14時50分の3往復で、いずれもヘッドマークが取り付けられる。原則としてYR-1501の単行運転となるが、団体用に2000形が連結されることもある。

最終日の12月28日には羽後本荘14時50分発の列車でお別れセレモニーが開催されるほか、12月27日からは有人駅で記念乗車券が発売される。発売額はパッケージ版が1500円、通常版が大人600円・子供300円。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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