安川電機は、国内ロボットの生産体制を増強すると発表した。
中間事業所(福岡県中間市)内に第3工場を新設して、大型ロボットの生産能力を増強するとともに、生産性の向上を図る。
中間新第3工場は、大型ロボット生産工場で、隣接する部品の機械加工工場と直結、部品加工・組立・試験・塗装・艤装の一貫生産により効率的な生産体制を構築する。2015年8月から稼動する計画で、生産能力は月産900台。
大型ロボットを現在生産している八幡西事業所第3工場は今後、ロボット適用用途の拡大を狙いとした試験設備を充実、信頼性試験エリアを拡張する。同社としてロボットの生産能力と開発力を強化する。
同社は、国内では3工場体制でロボットを生産しているが、自動車関連市場を中心にグローバルで自動化・省力化を目的としたロボット導入が加速、ロボット需要が高まっているのに対応する。