【F1 アブダビGP】ロズベルグ、逆転チャンピオンへ望みのつなぐポール…可夢偉は19位

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1 アブダビGP予選(22日)
F1 アブダビGP予選(22日) 全 8 枚 拡大写真

2014年のF1第19戦アブダビGPの公式予選が22日、ヤス・マリーナ・サーキットで行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

3月に開幕したF1も、今回が2014シーズン最終戦。ここ2戦は9チーム18台で争われていたが、ケータハムF1チームが復活。小林可夢偉も再び参戦のチャンスが舞い込み、20台で予選が行われた。

注目は何と言ってもメルセデス勢同士によるチャンピオン争い。ブラジルGPを終えてルイス・ハミルトンが17ポイントリード。ここで2位以内に入れば無条件で2度目のチャンピオンを決めることが出来る。一方ロズベルグは仮に優勝したとしてもハミルトンの順位次第で決定となるため、アドバンテージはハミルトンにある状態だ。

予想通りQ1から両者による激しいタイムアタック合戦が展開される。Q1とQ2ではハミルトンが速さを見せていたが逆転チャンピオンに向けてとにかく前のポジションが欲しいロズベルグがQ3で見事に逆転。今季11回目のポールポジションを獲得。2位にハミルトン、3位にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が入った。なお、5位のダニエル・リチャルド(レッドブル)、6位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はフロントウイングの規定違反が見つかったため失格となり、予選タイムは抹消された。

ケータハムの可夢偉は、相変わらず苦しい状況が続いたが予選では最後まで諦めずにタイムアタック。19位でQ1を終えた。

決勝レースは日本時間の23日22時00分にスタート。いよいよこのレースで2014年のドライバーズチャンピオンが決まる。

F1 アブダビGP 公式予選結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
4.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
6.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
7.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
8.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
9.キミ・ライコネン(フェラーリ)
10.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)


19.小林可夢偉(ケータハム)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る