【ロサンゼルスモーターショー14】BMW X5 と X6 新型に頂点「M」…BMWの4WD最強の575hp

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BMW X6 M(ロサンゼルスモーターショー14)
BMW X6 M(ロサンゼルスモーターショー14) 全 19 枚 拡大写真
11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14。ドイツの高級車メーカー、BMWのブースの主役は、世界初公開の新型『X5M』と新型『X6M』が務めた。

新型X5Mと新型X6Mは、BMWのSUV、新型『X5』と新型『X6』の頂点に位置する高性能グレード。BMWの高性能車部門、BMW Mが、さらなるパフォーマンスを追求している。

先代X5MとX6Mに対して、新型ではさらに強化したエンジンを搭載。直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボユニットは、各部のチューニングにより、最大出力575hp/6000-6500rpmを発生。これは先代比で、4%のアップ。最大トルクは76.5kgm/2200-5000rpm。先代比で7.1kgm、率にして10%引き上げられた。

トランスミッションは、先代の6速ATから、新開発の8速AT、「Mステップトロニック」に進化。「ドライブロジック」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションのノウハウを応用し、素早い変速と燃費向上を実現する。

4WDシステムは、引き続き、「xドライブ」。ただし、新型では、「ダイナミック・パフォーマンス・コントロール」と命名されたドライビングダイナミクスシステムを採用。また、前後の駆動力配分は、走行条件や路面の状態に応じて、0対100から100対0の間で変化する。

強化されたエンジンと新開発トランスミッション、進化した4WDシステムを組み合わせた新型X5Mと新型X6Mは、0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、SUVとしては異例のパフォーマンスを達成。BMWは、「BMWの歴代4WD車として、最もパワフルなユニット」と、自信を示している。

《森脇稔》

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