「トヨタ GAZOOレーシングフェスティバル」に参加したスバル/STIは、特設ブースにてトークショーとGTマシンの解説を行った。
スバルは2012年よりトヨタ GAZOO レーシング フェスティバルに参加している。今年もSUPER GTに参戦している『SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT』の展示とデモ走行、さらにマシンを前にドライバーやエンジニアによる解説も実施。熱心なファンが多く集まった。
ピット裏に設けられたスバルチームの特設ブースでは、モータージャーナリストの河口まなぶ氏と辰己英治総監督、ドライバーの佐々木孝太・井口卓人・山野哲也選手とキャンペーンガールのBREEZEが登場し、今シーズンのSUPER GTを振り返りながらのトークショーを行った。
佐々木・井口両ドライバーは「良いところも悪い所もあった、苦手な部分で勝てたのは良かったけど、本来勝てるところで勝てなかったのは良くない事だった。1年を通して勝てるようにして行きたい。」と語った。昨年までドライバーだった山野氏は「外部から冷静にレースを見る事ができました。いろいろチャレンジしているのが見て取れた。今後に向けて勝てる片鱗は見られたと思う。」と感想を述べた。
また、ピットに展示されたSUBARU BRZ GT300のボンネットとトランクをオープンにし、ドライバーシートに井口選手が座り、スイッチやレバーはどういう装備が付いているのか、それはどのような機能と効果があるのかを解説した。GTカーはシートの後ろが隔壁で仕切られており、後ろから来るほかのマシンの確認が難しいので、そのためにカメラが付いており、それをモニターで確認しながら走行していることなども紹介した。