【ロサンゼルスモーターショー14】ボルボ、V60 クロスカントリー 初公開…V60 がSUVに

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ボルボ V60クロスカントリー(ロサンゼルスモーターショー14)
ボルボ V60クロスカントリー(ロサンゼルスモーターショー14) 全 11 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14において、『V60クロスカントリー』をワールドプレミアした。

ボルボカーズの「クロスカントリー」は、1997年に発表された『V70クロスカントリー』が起源。ステーションワゴンの『V70』をベースに、オフロード性能を持たせた初代V70クロスカントリーは多くの顧客に支持され、その後のクロスカントリー車や、SUVの「XC」シリーズに発展した。

ロサンゼルスモーターショー14で初公開されたV60クロスカントリーは、ボルボカーズの主力ステーションワゴン、『V60』がベース。V60に対して、車高を65mmアップ。樹脂製のフェンダーエクステンションを追加した。前後バンパーにはスキッドプレート、ボディサイドにはスカッフプレートを装着。足元には、18インチまたは19インチの専用ホイールを履く。SUVおよびクロスオーバー車を思わせる外観に仕上げられた。

室内は、V60よりもグレードの高い仕上げ。スポーツシートには、オプションでブラウンのステッチ入りのブラックレザーが選択できる。2種類のツートンレザー内装も、用意される予定。

先行発売される北米仕様のエンジンは、伝統の直列5気筒ガソリンで、最大出力250hp。4WD+ATを組み合わせる。世界市場には、2015年初頭に投入予定。ボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」の直列4気筒ガソリンとターボディーゼルが設定される。

ボルボカーズのLex Kerssemakers上級副社長は、「現行の商品ラインナップに、3番目のクロスカントリーを追加する。ダイナミックな外観とタフな走行性能の組み合わせが、V60クロスカントリーに独自性を与えている」と語っている。

《森脇稔》

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