豊田自動織機など3社、EV充電インフラ情報の提供で連携

エコカー EV
充電するトヨタプリウスPHV(資料画像)
充電するトヨタプリウスPHV(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

トヨタメディアサービス、豊田自動織機、日本ユニシスの3社は共同で、EV/PHV利用促進プラットフォーム実証事業を展開すると発表した。

実証事業では、トヨタメディアサービスがスマートフォンなどの端末を通じて、全国充電インフラ情報、充電インフラ周辺情報など、EV・PHVユーザーに有益な情報を提供するEV・PHV利用促進プラットフォームを開発する。これを活用することでEV・PHVの利用促進や、外出先充電を喚起し、EV走行率を増加させることで、CO2排出削減を目指す。

また、豊田自動織機が複数台のEV・PHV充電器電力コントロールシステムを、日本ユニシスが充電待ち発生予測アルゴリズムをそれぞれ開発してプラットフォームに有機的に接続することで、充電待ちのないストレスフリーなEV・PHV環境を提供する。実証事業は、愛知県と「あいちEV・PHV普及ネットワーク」のサポートの下、充電インフラとEV・PHVのデータが整った愛知県で2015年2月から実施する。

国内で自動車向け充電インフラの整備が急速に進んでいるものの、インフラ情報はこれまで、様々な団体や事業者に散在し、情報の信頼性と網羅性に課題があった。実証事業で構築する基盤は、充電インフラの技術と運用に関するノウハウを持つ企業・団体と連携、恒常的な情報メンテナンスの仕組みにより、信頼性と網羅性の課題を解決する。

また、満空情報や故障情報といったリアルタイムのインフラ情報を収集、ユーザーに提供することで、利便性向上とEV・PHV利用向上によるCO2削減を図る。

基盤は、EV・PHV向け充電インフラに加え、燃料電池自動車の水素ステーションなど、将来の多様な次世代自動車の情報管理を見据えた設計としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
  4. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  5. ランボルギーニ、世界29台限定の新型『フェノメノ』登場に大興奮!「めっちゃ好き」「よくやったランボ」と高評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る