アストンマーティン の超高級車、ラゴンダ が復活…中東ドバイで初公開

自動車 ニューモデル 新型車
アストンマーティン ラゴンダ・タラフ
アストンマーティン ラゴンダ・タラフ 全 10 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは11月10日、中東ドバイにおいて、新型車の『ラゴンダ・タラフ』を初公開した。

画像:アストンマーティン ラゴンダ・タラフ

「ラゴンダ」は1898年、英国に設立された名門高級車メーカー。1909年から生産を開始し、1935年のルマン24時間耐久レースでは、『M45』の軽量バージョンで優勝を果たすなど、モータースポーツでも活躍した。しかし、第2次世界大戦終了後の1947年、アストンマーティンとともにトラクターメーカーを経営するデビッド・ブラウン氏に買収され、ブラウン社の傘下に入った。

その後、1961年にアストンマーティンの4ドアバージョンとして、『DB4』をベースにした『ラゴンダ ラピード』が登場。しかし、わずか4年で生産中止に追い込まれる。そして1974年、今度は『DBS』をベースに開発した『ラゴンダ』として再び復活。いつしかアストンマーティンの4ドアとは、ラゴンダを指すようになった。

新生ラゴンダとして登場したラゴンダ・タラフは、アストンマーティンが2015年に中東向けに限定生産する超高級サルーン。今回、ドバイで行われたワールドプレミアイベントでは、その車名が、ラゴンダ・タラフと発表された。

メディアやVIPに実車を披露したのは、アストンマーティンのアンディ・パーマー新CEO。ラゴンダ・タラフの詳細は明らかにされていないが、アストンマーティンのVHアーキテクチャをベースとし、カーボンファイバー製ボディパネルが使用される、と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  4. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る