【ロサンゼルスモーターショー14】VW GTI ロードスター・ビジョン GT、北米初公開…ゴルフ R を超える存在感

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フォルクスワーゲン GTI ロードスター・ビジョン グランツーリスモ(ロサンゼルスモーターショー14)
フォルクスワーゲン GTI ロードスター・ビジョン グランツーリスモ(ロサンゼルスモーターショー14) 全 16 枚 拡大写真

11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14。欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンのブースでは、2台の『ゴルフR』を展示。存在感という点で、この2台を上回っていたのは、『GTI ロードスター・ビジョン グランツーリスモ』だろう。

同車は2014年5月、オーストリアで開催されたフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント、「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」で初公開。GTI ロードスター・ビジョン グランツーリスモは、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2013年12月に発売した「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」の1台。

グランツーリスモ6のハイライトのひとつが、コラボレーションプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」。これは、世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザインするというプロジェクト。

フォルクスワーゲンがグランツーリスモ6のためにデザインしたのが、GTIロードスター・ビジョン グランツーリスモ。『ゴルフ』の高性能グレード、『ゴルフGTI』のデザインDNAを反映させながら、迫力のオープンスポーツカーを提案する。

エンジンは、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンの「VR6」ユニットを、2個のターボチャージャーで過給。最大出力503ps、最大トルク67.9kgmという圧倒的パワー&トルクを獲得する。トランスミッションは7速DSG。駆動方式は4WDの4モーションを組み合わせた。タイヤサイズは、フロントが235/35R20、リアが275/30R20。想定性能は、0-100km/h加速3.6秒、最高速310km/h。

ロサンゼルスモーターショー14では、このGTI ロードスター・ビジョン グランツーリスモが北米初公開。ファンの熱い視線を浴びた。フォルクスワーゲンは、「新型ゴルフシリーズのモジュラー車台、MQBの柔軟性を示すもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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