【メルセデス S550プラグインハイブリッド ロング 発表】4つの走行モード、それぞれの理由

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メルセデスベンツ S550プラグインハイブリッド ロング
メルセデスベンツ S550プラグインハイブリッド ロング 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が『Sクラス』の追加車として発表した『S550プラグインハイブリッド ロング』は、ドライバーの走行スタイルによって、“HYBRID”、“E-MODE”、“E-SAVE”、“CHARGE”の走行モードが選択可能だ。

【画像全8枚】

メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画1課の木下潤一さんによると、「HYBRID MODEは、エンジンとモーターで走行し、35km/hを超えると自動的にエンジンがかかる。その代わり、電池消費量はそれほど激しくない。E-MODEはなるべく電気で走ろうとするモードなので、140km/hまでは電気だけで走行することが可能だ」と説明。このモードではプレッシャポイント機能が作動する。「アクセルを踏み込んでいくと、途中で壁のような箇所がある。これがプレッシャポイントで、これ以上アクセルを踏み込むとエンジンがかかるというところだ」と木下さん。「このモードは、電気だけの走行でも全く問題のない加速力が得られるが、電気走行中心なので電気の消費量は一番大きい」という。

「E-SAVE MODEは、現在の充電状態を維持するモードで、選択した時の充電状態を維持しながら電気とエンジンで走行する。CHARGE MODEは、なるべくエンジンの回転で充電をしようというモードだ」。

木下さんは、「それぞれのシチュエーションを楽しみたい、あるいは何らかの目的をもって選択した場合以外は、あまり操作をする必要性はないだろう」という。つまり、「例えばE-MODEを選択していたとしても、充電量が10%になると自動で基本となるHYBRID MODEに切り替わるのだ」と話す。

実は海外ではこのそれぞれのモードを選択する理由がある。「海外では市街地の中心部にはEV以外の進入が禁止されているところがある。そういう街への対応するため」とし、「街に入るまではE-SAVE MODE、あるいはCHARGE MODEで走行し、十分な充電量を確保したうえで、街に入る時にE-MODEに切り替え、プレッシャポイントを見極めながらEV走行をするのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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