【ホンダ グレイス 発表】「競合車は プリウス」小型HVセダン市場に攻勢

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ グレイス
ホンダ グレイス 全 25 枚 拡大写真

ホンダは12月1日にハイブリッド車(HV)の新型セダン『グレイス』を発売した。車台や動力システムは『フィット』のHVと共用だが、装備の充実などにより上質なコンパクトセダンとして売り出していく。

[詳細写真:ホンダ グレイス]

HVシステムは1.5リットルのガソリンエンジンと7速DCTを組み合わせている。JC08モード燃費は34.4km/リットルと、国内市場向けのセダンでは最高を確保した。開発責任者である本田技術研究所の広瀬敏和主任研究員は、国内市場での競合モデルについて「(トヨタ)プリウスを意識して行きたい」と話す。

5ナンバーのHVセダンではトヨタの『カローラHV』があるが、車格としてはその上のプリウスにぶつけたいという。HVの本流ともいえるプリウスに対抗できる性能や質感を実現できたとし、「プリウスクラスのHVセダンはないので、そこにお客様のニーズは充分ある」と見ている。また、195万円からという価格設定も「プリウスの売れ筋グレードより求めやすいところを狙った」と、ここも攻めの姿勢を打ち出している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 高速バス会社を悩ます悪しき“裏技”「相席ブロック」が横行[新聞ウォッチ]
  5. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る