トヨタ 米国販売、3%増の18万台…SUVが好調 11月

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トヨタ RAV4 新型
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は12月2日、11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は18万3346台。前年同月比は3%増と、9か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、改良新型の2015年モデルが、2万8846台を販売。しかし、前年同月比は5.1%減と、2か月ぶりに減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、14.2%増の2万5609台と、2か月連続で増加。一方、『プリウス』は、13.5%減の1万3957台と、6か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比8.5%増の2万1108台と、11月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』は、16.7%増の1万3476台と3か月連続で増加。一方、大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、4.3%減の9580台と、3か月連続で減少した。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比1%増の9592台と、微増ながら2か月連続で増加。『IS』は、16%増の4610台と、好調を維持する。『GS』は1836台を売り上げ、前年同月比は15.5%増と5か月連続のプラス。大幅改良を受けた『CT』は、31.9%増の1322台と7か月連続で増加する。

トヨタ自動車の2014年1-11月米国新車販売は、前年同期比5.6%増の215万8714台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「感謝祭期間中の週末、新車販売は予測よりも良かった。ライトトラック系に対する需要は根強く、SUVとピックアップトラックは11月の販売新記録を打ち立てた」と語っている。

《森脇稔》

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