トヨタ、タカタ製エアバッグリコール問題で第三者機関の調査を提案

自動車 ビジネス 企業動向
タカタによるクラッシュテスト(資料画像)
タカタによるクラッシュテスト(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国現地法人は12月2日、各自動車会社が実施しているタカタ製エアバッグインフレーターのリコールについて、独立の第三者機関による調査を行うことを提案した。

この1年ほどで、タカタ製のエアバッグインフレーターに関し、複数の自動車会社がNHTSAやタカタとも協力しながら、米国でリコールを実施、公表している。

トヨタの提案は、自動車業界全体の取り組みとして、同リコールの対象となっている他の自動車会社にも参加を呼び掛けることで、試験・分析結果を共有し、最善の修理対応を検討するというもの。インフレーターのモデルごとに、具体的な問題は異なりうるが、第三者機関による調査を通じ、修理が必要なインフレーターを確実に特定し、迅速に修理することを目指す。

調査を依頼する第三者機関は現在検討中。今月より、同リコール対象の各自動車会社へ参加を呼びかけ、協力の可能性について議論していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る