三菱重工、米ワシントン・ダレス空港新交通システムの運行・保守契約を延長

鉄道 企業動向

三菱重工業グループの米国クリスタル・ムーバー・サービス(CMS)はこのほど、ワシントン・ダレス国際空港の新交通システム(APM)の運行・保守業務について、契約期間を10年間延長する更新契約を首都ワシントン空港公団と締結した。三菱重工が12月2日、発表した。

同空港のAPMは、空港内のターミナルビルとコンコースを結ぶ約3.5km・4駅の移動交通施設。建設工事は住友商事と共同で受注し、車両は三菱重工が開発した全自動無人運転車両「クリスタルムーバー」を導入。2010年1月から運行を開始した。三菱重工の米国法人と住友商事の共同出資会社であるCMSが運行・保守業務を行っている。

三菱重工によると、今回の更新による契約期間は2014年12月から10年間。契約額は1億3600万ドル(約143億円)となっている。

《レスポンス編集部》

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