米国の自動車最大手、GMは12月1日、北米市場でおよそ31万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、ヘッドランプの不具合が原因。ヘッドランプを制御するモジュールに不具合があり、ロービームおよびデイタイムランニングライトが、点灯しなくなる。
GMによると、この不具合は、ハイビームやウインカー、フォグランプには、影響しないという。
リコールの対象は、ビュイック『ラクロス』の2006-2009年モデル、シボレー『トレイルブレイザー』の2006-2007年モデル、GMC『エンボイ』の2006-2007年モデル、サーブ『9-7X』の2006-2008年モデル、いすゞ『アゼンダー』の2006-2008年モデルなど。
米国では、27万3182台がリコールの対象。カナダ、メキシコを含めた北米全体では、31万6357台がリコールに該当する。
GMは「11月25日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)にリコールを届け出た」と説明している。