シクロクロス世界王者、負傷の肩の治療に専念…2015年2月のレースも離脱

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ゼネク・スティバル(チェコ)、2014年UCIシクロクロス世界選手権
ゼネク・スティバル(チェコ)、2014年UCIシクロクロス世界選手権 全 3 枚 拡大写真

シクロクロス世界王者のゼネク・スティバル(オメガファルマ・クイックステップ)が、肩のリハビリのため2014年12月~2015年1月の期間はシクロクロスレースに出場しないことを12月5日に表明した。

スティバルは今年10月のシクロクロスレースで右肩肩鎖関節を脱臼し、じん帯断裂の重傷を負った。

スティバルは「シクロクロスを諦めるのは数年ぶりだから、この決断を下したときはかなり感情的になった。僕はまだ肩のケガからの回復途中だ。リハビリはうまくいっているが、肩の痛みは完全には消え去っていない。穴や荒れた舗装を避ければ、ロードの練習はできるけど、肩に自転車をかついだり、シクロクロスで必要な基本的な動きができない。本当に申し訳ない。特に応援してくれるファン、シクロクロスのスタッフにはね」と苦渋の決断について語った。

チームドクターのイバン・バンモル医師は「この種のケガで肩の回旋腱板の完全な可動域と筋肉の強さを取り戻すには、3カ月のリハビリを必要とする。彼の目標のひとつは、石畳クラシックでトップレベルに達することだ。それには、肩の回旋腱板の筋肉の強さが必要だ」と説明している。

また、2015年のシクロクロス世界選手権は、2月1日にスティバルの母国チェコのタボールで開催される。スティバルは「出走するのは難しいと思う。もし他国開催なら、とっくに欠場を決めていただろう。でも、結論は1月半ばまで延期される。僕の調子と肩の動き次第だ。現時点では出走する可能性はかなり低い」と欠場もやむをえないと語っている。

シクロクロス世界王者スティバル、肩のリハビリのため1月末まで戦線離脱

《光石達哉@CycleStyle》

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