通過列車と衝突、無理な進入が原因で踏切内に立ち往生か

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4日午後8時ごろ、広島県廿日市市内にある広島電鉄宮島線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が重傷。列車の乗客乗員にケガはなかった。

広島県警・廿日市署によると、現場は廿日市市新宮付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。軽乗用車はこれらが作動した後に踏切内へ進入。直後に通過した普通列車(広島発/広電宮島口行き、路面電車3両編成)と衝突した。

衝突によってクルマは中破。助手席に同乗していた19歳の女性が全身強打で意識不明の重体。運転していた岡山県倉敷市内に在住する21歳の男性も頭部強打の重傷を負い、近くの病院へ収容されている。

男性は車外で遮断棹を押し上げようとしていたとみられ、警察では無理な進入が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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