三菱 米国新車販売、7.6%増… RVR と ミラージュ が牽引 11月
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6534台の内訳は、乗用車が前年同月比8.7%増の2841台と、9か月連続で増加。セダン系の車種整理を進めていた影響から抜け出して、増加傾向が続く。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比6.8%増の3693台と、5か月連続の前年実績超え。
SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復傾向。11月は2679台を売り上げた。前年同月比は30.1%増と、5か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきた。
一方、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は11月、1014台を販売。前年同月比は27.5%減と、6か月連続のマイナス。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、前年同月比26.7%増の1333台と、引き続き好調。
2014年1-11月の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年同期比27.4%増の7万1098台。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン営業担当取締役は、「RVRとミラージュが牽引し、9か月連続の前年超え。この好調を12月も持続させたい」と述べている。
《森脇稔》