JR西日本の姫路市内新駅、デザインは「飛び立つ白鷺」に

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今回発表された新駅のイメージ。白い膜屋根を用いることで「市川から飛び立つ白鷺の姿」を演出するという。
今回発表された新駅のイメージ。白い膜屋根を用いることで「市川から飛び立つ白鷺の姿」を演出するという。 全 2 枚 拡大写真
JR西日本は12月11日、山陽本線(JR神戸線)御着~姫路間に設置する新駅(兵庫県姫路市)について、駅舎のデザインなど設置計画の概要が決まったと発表した。2016年春の開業を予定している。

新駅は2010年からJR西日本と姫路市が共同で検討を開始。2013年には両者が新駅整備の覚書と工事協定を締結した。設置場所は姫路市内の市之郷地区で、隣接駅からの距離は御着駅から約2.4km、姫路駅から約1.9kmになる。相対式ホームと地上駅舎(約240平方m)で構成され、幅3mの連絡通路とエレベーター2基(各ホーム1基)、自動改札3通路、券売機3台が設けられる。

駅舎のデザインコンセプトは「自然と歴史の拡がりを表現した駅」。入口に白い膜屋根を設けることで「駅周辺を流れる市川から飛び立つ白鷺の姿」を演出する。駅正面の壁面は鉄骨とタイルを使用し、アースカラーで配色。かつて周辺に存在した市之郷廃寺のイメージでまとめる。

全体の事業費は約29億円。このうち駅施設が約27億円で、姫路市が整備費用の約3分の2を負担する。駅前広場など(約2億円)は姫路市が整備する。

《草町義和》

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