カタール航空カーゴは、ラゴス(ナイジェリア)、アクラ(ガーナ)、広州(中国)への定期貨物便の運航を開始した。
ドーハ-ラゴスーアクラ路線は週間2便で運航する。ドーハを出発した貨物便は、ラゴスのムルタラ・モハンマド国際空港、アクラのコトカ国際空港、欧州を経由し、ドーハへ戻る。また、ドーハ=広州路線の運航規模は週間3便。全便が「エアバスA330フレイター」を使用する。
貨物ネットワークの拡大について、カタール航空の貨物部門を統括するウルリヒ・オヒエルマン氏は「ナイジェリアとガーナには、明らかに大きな可能性がある」と期待を寄せる。西アフリカ2カ国の主要輸出品目で共通するのは石油と農産物。ガーナは世界屈指のカカオ豆の生産国、金の産出国でもある。