「グーグル翻訳」にミャンマー語が追加…世界90の言語に対応

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

難しい言語構造とフォント 長年のチャレンジで機械翻訳が実現

12月11日から、検索エンジンのグーグルが提供する翻訳サービス「グーグル翻訳」にミャンマー語が加わった。

グーグル翻訳でミャンマー語のテキスト翻訳が可能になった。ミャンマーには3,300万人のミャンマー語ネイティブスピーカーが存在する。しかし、オンラインでの翻訳は言語構造とフォントの面から難しいとして、敬遠されていた。

グーグルでは、ミャンマー語の機械翻訳について、長い間チャレンジを続けてきたという。今回、Unicode表示の場合のみ、翻訳対応が可能になった。

同日、ミャンマー語の他にもシンハラ語、カザフ語、マダガスカル語など10の言語が追加された。これにより、同サービスの対応言語は90言語になった。

ミャンマー語での発信 多くの声を聞くことが可能に

昨年、グーグルの元CEO エリック・シュミット氏は、ミャンマー政府に対し、インターネットの管理から離れることを求める発言をした。シュミット氏は、より多くの意見を聞き、良いコミュニケーションを取るために、言論の自由の重要性を強調した。

今回の対応により、ミャンマー語で発信された多くの声が世界に届くようになることが期待される。

日本語のグーグル翻訳ページでは「ビルマ語」と表記される。「言語を検出する」を選ぶと、「ビルマ語」が選択できる。仮想キーボードを使えば、ミャンマー文字の入力も可能だ。

(画像:Google translate blogより)

グーグル翻訳、ミャンマー語に対応

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  2. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
  3. AE86は今いくら?『頭文字D』登場車の市場を分析
  4. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  5. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  6. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  7. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  8. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  9. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  10. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る