「アラー」表記の賛美歌集、ジョホール警察が押収

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

ジョホール州警察がイスラム教で神を意味する「アラー」という表記が含まれたキリスト教の賛美歌の小冊子及びコピーを押収、所持していたカトリック教会の神父と信者が一時拘束されていたことが発覚した。教会側が「宗教的嫌がらせ」と反発し、小冊子とコピーの返還を要求している。

拘束されたのはムアルにあるセント・アンドリュース教会のサイリル・マナヤガム神父と信徒で、12月5日に同州タンカックのコピー店で賛美歌集のコピーを頼んだ。4時間後に店に戻ってきたところ、警察官2人から警察署への同行を求められた。

ジョホール警察は、31冊の賛美歌集を押収したことを認めた上で、表紙に十字架と共に「アラー」の単語が入った「神を讚える」という意味のマレー語タイトルが印刷されていたと主張。司法長官会議にさらなる捜査を要請している。またマナヤガム神父らを拘束したわけでなく、任意同行を求めただけだと主張している。

マナヤガム神父は事情聴取に当たって、販売用ではなくでクリスマスの礼拝向けにオランアスリ(先住民)信者に配布するためにコピーをとっていただけと説明。連邦憲法で信教の自由は保証されているはずだと主張している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、インテリアを先行公開…4月20日ワールドプレミアへ
  2. 経営再建が続くジャパンディスプレイに大きな動きが!…今週のビジネス記事ランキング
  3. 無限が“令和のブルドッグ”をカスタム! ホンダ『スーパーワン』向けカスタムパーツを先行公開
  4. トヨタ『ヤリス クロス』に改良新型、新グリルとLEDヘッドランプで表情刷新…欧州発表
  5. 「フル電動軽自動車は普通の軽自動車になった」担当者談…日産『サクラ』改良新型まで
  6. 日産自動車、新型コンセプトカー2台を初公開へ…北京モーターショー2026
  7. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  8. 特定小型原付の四輪モビリティ、「SAGA life」先行販売受付開始…航続110km
  9. 「借金してでも買いてえ」日産CEOが予告した「GT-R 復活」にSNS興奮!「楽しみだな!」「どんなデザインに」と期待の声
  10. ダムドの人気カスタムが5型でも可能に、『ジムニー』用「5型対応ボディキット」全9ラインアップが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る