マレー権利団体総会、ナジブ政権を批判「国民騙す」…政治団体化の提案も

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相
マレーシアのナジブ・ラザク首相 全 2 枚 拡大写真

マレー人権利団体、ペルカサの年次総会が15日に開催され、同団体が支持母体となっている与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)やUMNOが中核となっている与党連合・国民戦線(BN)への批判の声が相次いだ。

【画像全2枚】

ペルカサのアブドル・ラシド・アブドル・ラーマン副会長(元選挙委員会=EC委員長)は、UMNOに見切りをつけてペルカサが国政を担う政党になることを提案した。

アブドル・ラシド・アブドル・ラーマン副会長は「国内の事実に反して国民を騙している」とナジブ・ラザク首相を名指しで批判。根拠は不明ながら「国民一人当たりの年収が2万4000リンギだと政府がウソの情報を流している」と指摘。そのウソの数字を自慢するのは止めるべきだと述べた。またUMNO総会で決まったことが、BN政府内で実現されていないと批判した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  6. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  7. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  8. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  9. 【プジョー 2008 新型試乗】サイズ、安全支援、装備の充実度もレベルが高い…島崎七生人
  10. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る